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NAR年度代表馬ラブミーチャンの配合のポイント(再録)

3月14日の阪神・芝1400のフィリーズレビューを人気で敗退した笠松のラブミーチャン。グリーンチャンネルではじめて馬体を見たが、腹袋のしっかりした、少し背中の長い体型は、やはりダート馬のそれだった。血統と配合からもそれは見て取れるが、2月4日にこのブログに発表した小生の見解を再録しておきたい。今後はダート戦に絞り、地方でさらに実力を磨き、例えば根岸ステークスなどの中央ダート戦に挑戦して欲しい。



【2010.02.04】
全日本2歳優駿を無敗で制して、20年に及ぶNARグランプリ史上初の2歳馬、しかも牝馬で年度代表馬に輝いたのが笠松競馬所属のラブミーチャンである。

ちょうど今頃は東京・目黒の雅叙園「舞扇」において盛大に表彰式が行われている時間帯だ。小生は最近こそ出席してないが、以前はよく出向いてアンカツさんや吉田稔騎手と話し込んだり記念撮影をしたものである。



さて、ラブミーチャンの血統と配合を簡単に見ておこう。[7代表][9代分析]

父はサウスヴィグラス、母はダッシングハニー、その父アサティスという血統。この牝系は5代母が輸入馬だが、全体的には特に活気のあるファミリーではない。

しかし、ラブミーチャンは配合がいい。

祖母が Native Dancer 5×4
母が Northern Dancer 3×4、Native Dancer 3本継続。

父サウスヴィグラスとの配合により、ラブミーチャン自身は

Native Dancer→Raise a Native 5×5へとクロス世代が前進し、
Northern Dacer も5×4・5と3本継続され、
Northern Dancer を構成する血脈を発展させて躍動感がある。

加えて、Ribot、Tourbillon、Princequillo の名血クロスも得て周縁部分もしっかりしている。ただし、これだけだと何でもかんでもの「緻密型クロス」の配合パターンとなる嫌いがある。

ところがそれに対しては、母にある Buckpasser 4×4のクロスが「異系効果」を付与して確かなる土台の役割を果たしている。そして Buckpasser の一般的特徴であるダート向きの爆発力が特質といえるだろう。


総じて見ればダートのマイラータイプとしてこれからどこまで連勝を伸ばしてくれるかだが、仮に芝コースを走るとすると、少し柔らかみが足りない気がする。いずれにしても南関東にいる「ユキチャン」以上に頑張って、多くのファンの注目を集めて欲しいものである。





株式会社競馬通信新社
代表取締役 青木義明
http://keiba-tsushin.co.jp/



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